9月の定例活動は、台風影響の雨天のため中止となってしまいました( ノД`)シクシク…。
少し涼しくなって、生きもの観察にぴったりの季節だっただけに残念でした。
せめて写真だけでも、二ツ池の秋の雰囲気を味わっていただければ。
ということで、今月は、いわゆる普通種の写真も掲載しました~。
①アオモンイトトンボ:二ツ池では長い期間たくさんの数が見られます。ヤゴもたくさん確認できます。
②アキアカネ:秋にやってくるトンボ。秋の代表種ですね。
③アジアイトトンボ:春一番最初に出てくるイトトンボ。夏の間は、アオモンイトトンボに負けるのか、一旦姿があまり見られなくなります。しかし、涼しくなってくると、再びたくさん見られるようになります。
④オオアオイトトンボ:少し暗いところにいる大型のイトトンボ。アオモンイトトンボなどと違って、翅を広げて止まります。
⑤シオカラトンボ:とにかくよく見られるトンボ。今年は、夏からた~くさん見られました。
⑥ショウジョウトンボ♂:真っ赤なトンボ。アキアカネやリスアカネといったアカネ属のトンボの仲間ではありません。
⑦ショウジョウトンボ♀:メスはオレンジです。
⑧タイワンウチワヤンマ:ハナミズキの枝の上で悠々とトンボを食べてました。シオカラトンボかな?
⑨⑩リスアカネ:今年は、夏から見られました。夏は、未熟でしたが、もう腹が赤くなり、成熟しています。⑩のリスアカネの翅には1F81と番号が辛うじて読めます。8月の本調査でマーキングしたもののようです。二ツ池で成熟してくれたことが証明されましたね。
⑪ビワの葉の裏にたくさんのセミの抜け殻が
⑫いつも愛嬌のあるカナヘビちゃん。
植物バージョンです。
①ススキ:お月見の時に飾りたかった。
②ウスゲチョウジタデ:チョウジタデとウスゲチョウジタデ。違いが難しい。。Mさんが丁寧に教えてくださいました!
1. 花が違う。→花弁がウスゲのほうが丸みがあり、チョウジタデは細い。ウスゲは5弁花が多く、チョウジタデは5弁花もあるが、大抵4弁花が多い。
2.ウスゲチョウジタデの方は、花後の萼の花床と呼ばれる花弁があった部分に白毛がある。(ウスゲの由来)
3.チョウジタデは棒の様な果実の部分や茎を初めとして、全体がやがて草紅葉になる。ウスゲチョウジタデは赤くならない。
③ニラ
④ツルマメ:ダイズのもとになった植物だそうです!お豆も楽しみ。
⑤マルバルコウソウ:マルバ ルコウソウなのだそうです。マルバル コウソウ かと思った。。
⑥カンナ:どこからやってきたのかしら。
⑦クズ:マント植物の代表格。他の植物を覆ってしまうので、なかなかの厄介者。
⑧トウネズミモチ:熟すと鳥たちに人気。
⑨カキ:もうほとんど食べられたようで残っていませんでした。
⑩カラスウリ:まさにウリっぽい。
⑪素敵なキノコ:ヤナギマツタケ?かも。Mさんによると、ヤナギマツタケだとすると食べられますが、食べないでくださいとのことです(笑)
マツモネットの中のマツモは順調に育っています。外に出したマツモは、イヌタヌキモに押されてあまり姿が見られませんが、イヌタヌキモの勢いが落ちた時に復活するのか、見守っていきたいと思っています。今回も少しネットの外に出してみました。