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冬の小鳥の混群

二ツ池でも秋から冬になると小鳥たちがたくさん集まっていることがあります。

主に、シジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラの群れであることが多いようです。

 

なぜ違う種の小鳥たちが一緒に行動するかというと、初夏に生まれた子が巣立ちからしばらくは親と一緒にいるのですが、やがて独り立ちする時がやってきます。でもまだまだ世間知らずなので、ちょっと年上のおじさん、おばさんや、お友達と一緒に動くことで敵が来た時に誰かが気づいてくれたり、餌が多い場所に連れてってもらえたりと得することがいっぱいだからです。

 

でも、同じ種ばかりじゃないので、喧嘩になったりしないのでしょうか?

 

餌は、それぞれ種によって微妙に好みが違います。例えば、エナガは木の中間から小枝、シジュウカラはだいたいどこでも行けて、地上に降りて食べたりします。なので、餌の取り合いは起こらないようです。

折り合いの良い種が集まっているということですね!

 

このエナガの絵を描いてくれたNくんの中学校では、ピンクシャツデー運動(いじめ反対運動:詳しくは、日本ピンクシャツデー公式サイト (pink-shirt-day.com)を見てね)に参加していて、何かピンク色のものを身に着けてきてください、と言われたそうです。
ピンクの服なんて持ってない!ピンクの小物なんて持ってない!と困ったNくん。
そうだ!エナガはピンクだ!

というわけで、エナガのキーホルダーをつけて行きました。

そう!エナガ→混群→餌の取り合いなし→いじめ反対にピッタリ!

と、考えたわけです。

 

そんなふか~い理由については、先生にも気づいてもらえなかったようですが(笑)

 

生きものから学ぶことってたくさんありますね♡