アメンボって翅がありますよね?
でも、ハネナシアメンボってやつには、翅がなかったりするんです。
しかし!
ハネナシアメンボにも翅があるやつがいたりするんだそうです。
翅があるということは、移動できるということになるので、環境が不利になってくると、翅をもつ個体が出てきて、新しい場所を開拓する方にエネルギーを割くんだそうです。
翅を作らなければ、繁殖へのエネルギーを割くことができて、卵が多かったりするんだそうです。
このように同じ遺伝子型の個体が、発現する表現型を環境条件によって変化させることを生態学的には、表現型可塑性と言います。環境によって形質そのものが進化したのではなく、環境に対する表現型の反応の仕方が進化したということになります。
生きものってスゴイ!